職務経歴書が書けない・実績がないときの書き方|書くことの見つけ方と例文を経験者が解説

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実績がなくて職務経歴書が書けない人に向けて、書くことの見つけ方と職種ごとの例文を紹介する記事のアイキャッチ

「職務経歴書を書こうとしたけど、書けるような実績がなくて手が止まってしまった」

そんなふうに、白紙の職務経歴書を前に悩んでいませんか?大きな実績がなくても、職務経歴書はちゃんと書けますよ。

この記事では、職務経歴書に書くことの見つけ方と、技術職・事務職・営業職の例文、一人で書けないときの相談先を紹介します。

じん係長

私は高卒で製造業に8年勤めたあと、IT企業へ転職しました。

転職するとき、職務経歴書が最初はまったく書けませんでした。

読み終えるころには、職務経歴書に何を書けばいいかが分かっているはずです。自分の経験に自信を持って、応募に進めるようになりますよ。

実績がなくて職務経歴書が書けずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 実績がなくても職務経歴書が書ける理由
  • 職務経歴書に書くことの見つけ方
  • 技術職・事務職・営業職の例文
  • 一人で書けないときの相談先
目次

実績がなくても職務経歴書は書ける?

採用担当者が職務経歴書で見ているものとして、どんな仕事をしてきたか、どう工夫してきたか、応募先で活かせそうかの3つを示した図

大きな実績がなくても、職務経歴書は書けます。採用担当者が見ているのは、表彰や売上の記録よりも、あなたがどんな仕事をどう進めてきたかですよ。

  • どんな仕事をしてきたか
  • どう工夫してきたか
  • 応募先で活かせそうか

毎日こなしている仕事も、ほかの会社から見れば立派な経験です。書けないのは経験がないからではなく、自分の仕事を言葉にできていないだけのことが多いんです。

じん係長

私も、8年働いたのに職務経歴書に書くことが思いつきませんでした。

書けないのは、あなただけではありませんよ。

※書くことの探し方は、「職務経歴書に書くことの見つけ方」で紹介しています。

職務経歴書に書くことの見つけ方

職務経歴書に書くことの見つけ方として、毎日の仕事を書き出す、工夫したこと・減らしたことを探す、数字にできるものを探すの3段階を示した図

毎日の仕事を振り返れば、職務経歴書に書くことは見つかります。次の3つの順に、紙やスマホのメモに書いていきましょう。

職務経歴書に書くことの見つけ方
  1. 毎日の仕事を書き出す
  2. 工夫したこと・減らしたことを探す
  3. 数字にできるものを探す

毎日の仕事を書き出す

まずは、ふだんやっている仕事を小さなものまで全部書き出しましょう。電話の対応や書類のチェックのような当たり前の仕事も、書き出すと立派な経験になります。

1日の流れを朝から順に思い出すと、書き漏れが少なくなります。月に1回だけの仕事や、年に1回の行事の担当も忘れずに書いておきましょう。

じん係長

私は生産管理システムの入れ替えを担当していましたが、当時はそれも「ふだんの仕事」としか思っていませんでした。

工夫したこと・減らしたことを探す

書き出した仕事の中から、自分なりに工夫したことや、ミスや時間を減らしたことを探しましょう。大きな成果でなくても、やり方を変えて仕事が楽になったことは、職務経歴書に書ける実績です。

以前のやり方と、変えたあとのやり方を比べられるものを探すと見つかりやすいですよ。チェック表を作った、手順をまとめて新人に渡した、といった小さな工夫で十分です。

数字にできるものを探す

件数や時間、人数など、数字にできるものがあれば添えましょう。数字があると、読む人があなたの仕事の大きさをイメージしやすくなります。

数字にする前数字にした後
毎日たくさんの電話に出ていた1日30件ほどの電話に対応した
新人に仕事を教えていた新人3人に仕事を教えた
作業を早くした1日1時間かかっていた作業を30分にした

数字は小さくてもかまいません。正確に覚えていないときは、「1日30件ほど」のように、だいたいの数で書いて大丈夫ですよ。

※書き出したことを文章にした例は、「実績がないときの職務経歴書の例文」で確認できます。

実績がないときの職務経歴書の例文

実績がないときの職務経歴書の例文として、技術職の例文、事務職の例文、営業職の例文の3つを示した図

実績がなくても、担当した仕事と、そこで工夫したことを書けば職務経歴書の文章になります。「担当した仕事 → 工夫したこと → どう変わったか」の順で書くと、読む人に伝わりやすいですよ。

ここで紹介する例文は、職務経歴書の「職務内容」や「自己PR」の欄に入れて使えます。応募先の仕事に近い経験から先に書くと、活かせそうだと伝わりやすいですよ。

  • 技術職の例文
  • 事務職の例文
  • 営業職の例文

技術職の例文

技術職は、担当した設備やシステムと、トラブルを減らすために工夫したことを書きましょう。毎日見ている設備やシステムだからこそ気づけた改善が、そのまま実績になります。

技術職の例文

工場の生産設備の保守を担当していました。設備が止まった日と原因を記録して点検表を見直し、トラブルごとの対処を表にまとめて班で共有しました。その結果、月に4回ほどあった設備の停止が1回ほどに減りました。

ITの仕事なら「工場の生産設備」を「社内のシステム」に、「設備の停止」を「システムの障害」に入れ替えると使えますよ。

事務職の例文

事務職は、担当した業務と、ミスを減らしたことや早くしたことを書きましょう。決まった仕事をミスなく続けてきたことも、立派なアピールになります。

事務職の例文

営業部の事務として、請求書の作成と受注データの入力を担当していました。部内で入力ミスが続いていたため、確認するところをまとめたチェック表を作り、部内で使うようにしました。その結果、請求書の書き直しは月10件ほどから2件ほどに減りました。

「ミスが減った」「早く終わるようになった」は、どの会社でも喜ばれる変化です。

営業職の例文

営業職は、担当したお客さまと、関係を続けるために工夫したことを書きましょう。売上の目標に届いていなくても、お客さまとの関係を大事にしてきたことは伝えられます。

営業職の例文

法人のお客さま約40社を担当し、事務用品の注文を受けていました。注文が減ってきたお客さまには、こちらから月に1回電話をかけて困りごとを聞くようにしました。その結果、担当してからの2年間で、取引をやめたお客さまは1社だけでした。

売上の数字に自信がないときは、担当した数や、続けて取引しているお客さまの数を書きましょう。

一人で書けないときはどうすればいい?

転職エージェントに相談するとしてくれることとして、経験を職務経歴書の言葉にしてくれる、書いた職務経歴書を直してくれるの2つを示した図

一人でどうしても書けないときは、転職エージェントに相談して、担当者と一緒に書きましょう。自分では当たり前だと思っている仕事も、担当者が話を聞いて、職務経歴書に書ける言葉にしてくれますよ。

  • 経験を職務経歴書の言葉にしてくれる
  • 書いた職務経歴書を直してくれる

何が伝わりにくいかを担当者が教えてくれるので、一人で何度も書き直すより早く仕上がります。

※担当者と初めて話すときの準備は、転職エージェントとの面談で聞かれることと準備も合わせてご覧ください。

じん係長

私は、生産管理システムの入れ替えを主担当で進め、現場の要望をまとめて業者と話し合ってきました。

転職エージェントの担当者は、それをSEがする「要件定義」という、システムに何をさせるかを決める仕事そのものだと言ってくれました。

職務経歴書にそれを書いて応募し、IT企業に係長として採用されました。

担当者によって話の聞き方は違うので、合わないと感じたら別の転職エージェントにも相談してみましょう。自分に合う転職エージェントは、おすすめの転職エージェントの記事で比べられますよ。

転職エージェントが向いている人
  • 職務経歴書に何を書けばいいか分からない
  • 自分の経験が、ほかの会社で通じるのか知りたい

おすすめの転職エージェントを見る

職務経歴書が書けないときのよくある質問

ここからは、職務経歴書が書けないときによく聞かれる疑問をまとめました。気になる箇所を開いて確認してみてください。

職務経歴書は何枚がいいですか?

A4で1〜2枚が目安です。実績が少ないからといって、無理に枚数を増やす必要はありません。

長く書くより、担当した仕事と工夫したことを短くまとめたほうが読みやすくなります。

嘘にならない範囲で書き方を工夫してもいいですか?

言い方を工夫するのは問題ありません。「毎日たくさんの電話に出ていた」を「1日30件ほどの電話に対応した」と書くのは、やったことを分かりやすくしただけです。

ただ、やっていない仕事や、出していない成果を書くのはやめましょう。面接で詳しく聞かれたときに答えられず、かえって信用を失います。

職歴が1年未満でも職務経歴書は必要ですか?

応募先に求められたら、1年未満でも出しましょう。期間が短くても、担当した仕事と覚えたことを書けば十分です。

短い期間で辞めた理由を書くときは、前の会社を悪く言わず、次の会社で何をしたいかにつなげましょう。

手書きとパソコン、どちらがいいですか?

指定がなければ、パソコンで作るのが一般的です。パソコンなら書き直しが楽で、応募する会社ごとに直して使い回せます。

応募先が手書きを指定しているときは、それに従いましょう。

まとめ|まず毎日の仕事を書き出す

この記事のまとめ
  • 大きな実績がなくても、職務経歴書は書ける
  • 毎日の仕事を書き出し、工夫したことと数字を探す
  • 担当した仕事、工夫したこと、どう変わったかの順で書く
  • 一人で書けないときは、転職エージェントの担当者と一緒に書く

職務経歴書が書けないのは、あなたの経験に価値がないからではありません。まずは今日、毎日の仕事を紙に書き出すところから始めましょう。

あなたが、自分の経験をきちんと評価してくれる会社に出会えることを、応援しています!

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