転職を楽に進めるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。しかし日本には数多くの転職エージェントが存在しているため、転職エージェント選びに迷ってしまいますよね。
この記事では、実際に転職エージェントを活用してブラック企業からホワイト企業への転職を成功させた筆者が、おすすめの転職エージェントを比較・ランキング形式で紹介します。
転職エージェントを賢く活用するコツや注意点、よくある質問など、転職エージェントを使う上で気になることを全てまとめて解説しているので、ぜひ参考にしながら効率的に転職活動を進めてください。
転職エージェントはすべて無料で利用できます。退会も自由なのでとにかく気軽に登録してみましょう!使わないと絶対に損しますよ!
【結論】すべての転職希望者が絶対に使うべき転職エージェント3選
はじめに、転職を考えたら必ず使うべき転職エージェントを3つご紹介します。3つとも国内最大手の転職エージェントであり、転職者から高い評価を得ています。
転職エージェント選びに悩んだときは、まずはこの3つを使ってみれば間違いはありません!
リクルートエージェント【登録必須の定番エージェント】
求人数: | サポート: | 支援実績: |
「リクルートエージェント」は、大手人材会社のリクルートが運営している国内最大手の転職エージェントです。人気の理由は、圧倒的な求人数の多さ。公開求人と非公開求人を合わせると70万件以上もあるため、転職者の希望にピッタリの求人を紹介してもらえます。
転職エージェント利用者の2人に1人が利用している大人気のサービスなため、エージェント選びに迷ったらまずはリクルートエージェントに登録すると良いでしょう。
リクルートエージェント / 基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 395,023件 ※2024/5/12時点 |
非公開求人数 | 347,526件 ※2024/5/12時点 |
対応地域 | 日本全国+海外 |
対応業界・業種 | 全業界・全業種 |
対象年齢層 | 全年代 |
休日対応 | 土日祝対応 |
オンライン対応 | オンライン面談対応(ZOOM) |
料金 | すべて無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
転職エージェント選びで重要なのは、求人数の多さ!
リクルートエージェントの求人数は国内最多で、私も実際に利用しました!
doda(デューダ)
求人数: | サポート: | 支援実績: |
「doda」は、リクルートに次ぐ業界2位の転職エージェントです。求人数は公開求人だけで20万件以上あり、転職希望者の多様なニーズに沿った求人を紹介してもらえます。
dodaの特徴は、転職支援サービスの充実度。キャリアタイプ診断や適性年収査定など、転職前の自己分析に役立つサービスが豊富に提供されています。徹底した転職者目線がユーザーから絶大な支持を得ています。
他の転職エージェントと異なり、転職サイトの機能も一体化しているため、気になる求人に自分から応募することもできます。dodaは、自分のペースで転職を進めたい人に特におすすめのサービスです。
doda / 基本情報 | |
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 241,252件 ※2024/5/9時点 |
非公開求人数 | 非公開 ※2024/5/9時点 |
対応地域 | 日本全国+海外 |
対応業界・業種 | 全業界・全業種 |
対象年齢層 | 全年代 |
休日対応 | 土曜対応可 |
オンライン対応 | オンライン面談対応(ZOOM) |
料金 | すべて無料 |
公式サイト | https://doda.jp/consultant/ |
自分の適正年収を診断できるのはdodaの強み!
年収査定機能を使うためだけでも、登録する価値アリです。
マイナビエージェント
求人数: | サポート: | 支援実績: |
「マイナビエージェント」は、就活でおなじみの「マイナビ」が運営している転職エージェントです。求人数はリクルートやdodaと比べると少なめですが、業界・業種ごとの専門のキャリアアドバイザーが、利用者一人ひとりの状況にあわせて最適な求人を紹介してくれます。
マイナビエージェントの最大の特徴は、利用者満足度の高さ。2023年・2024年のオリコン満足度ランキング「転職エージェント」部門で総合1位を獲得しています。転職に初挑戦する20代~30代を主なターゲットにしているため、履歴書の作成支援や面接対策など転職初心者への手厚いサポートが特徴的です。
マイナビエージェント / 基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 58,648件 ※2024/5/9時点 |
非公開求人数 | 14,281件 ※2024/5/12時点 |
対応地域 | 日本全国 |
対応業界・業種 | 全業界・全業種 |
対象年齢層 | 20代~30代 |
休日対応 | 土曜対応可 |
オンライン対応 | オンライン面談対応(ZOOM) |
料金 | すべて無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
マイナビエージェントは書類添削や模擬面接など選考対策が充実!
転職がはじめての人には特におすすめです!
転職エージェント選びのポイント・おすすめの選び方
【結論】会社ではなく担当者を選ぶことが重要
大前提として、どの転職エージェントを選んでもサービスの内容や質に大きな差はありません。
どれにするか悩んで転職活動を停滞させてしまうくらいなら、まずは有名な大手の転職エージェントを1つ選んで登録してみることをおすすめします。
それよりも重要なのは「自分に合う優秀な担当者と出会えるかどうか」です。
転職エージェントに登録すると、基本的に1人のキャリアアドバイザーが自分の担当者として割り当てられます。担当者も1人の人間である以上、優秀な人もいれば無能な人もいます。性格的に自分と合う・合わないといった相性の差も当然あります。
こればかりは運の問題なので、担当者が合わないと感じたら担当を変えてもらうか、別の転職エージェントに登録することが大切です。
「転職エージェントではなく、キャリアアドバイザーを選ぶ」ことを意識すると良いでしょう。
以上を踏まえた上で、「転職エージェントの選び方」と「優秀なキャリアアドバイザーの見分け方」について以下から詳しく解説します。
転職エージェント選びの2つのポイント
ポイント①:保有求人数が多いエージェントを選ぶ
求人数が多ければ、それだけ「希望する条件に合致した求人」がある可能性が高くなります。
転職エージェントごとに保有する求人数は大きく異なるので、なるべく求人数が多い大手の転職エージェントから選ぶことをおすすめします。
求人数が圧倒的に多いには、「リクルートエージェント」と「doda」の2つです。どちらかは必ず使ってみることをおすすめします。
ポイント②:希望する条件が明確なら特化型エージェントも選ぶ
「特化型エージェント」とは、業界・業種・職歴・年齢・性別・年収・地域など、特定の領域に特化した求人を扱う転職エージェントのことを言います。
もし上記のいずれかの条件に明確なこだわりがある場合は、特化型エージェントにも登録すると良いでしょう。
ただし特化型エージェントは大手の転職エージェントと比べて、求人数が少ないというデメリットがあります。そのため「特化型エージェント」だけを使うのではなく、「大手の転職エージェント+特化型エージェント」のようにセットで使うことをおすすめします。
業界・業種特化型エージェントのおすすめ一覧
- マイナビIT エージェント
- Geekly(ギークリー)
- レバテックキャリア
- ワークポート
職歴・年齢・性別・年収特化型エージェントのおすすめ一覧
- UZUZ(ウズキャリ)
- 就活Shop
- ミラキャリ
地域特化型エージェントのおすすめ一覧
- キャリアバンク
優秀なキャリアアドバイザーを見極める4つのポイント
ポイント①:希望する条件を親身に聞いてくれる
自分が希望する条件について、親身になって耳を傾けてくれるかどうかは大切なポイントです。
「転職」は今後の人生を左右する大切なライフイベントですから、人間として信頼の置けるキャリアアドバイザーにサポートしてもらうことが好ましいでしょう。
具体的には、「マニュアル通りの一辺倒な対応ではないか?」、「一般論ではなく自分に状況を踏まえたサポートをしてくれているか?」をチェックしましょう。
もちろん信頼できるどうかは性格や人柄、相性にもよるので、合わないなと思ったら担当を変えてもらうか、別の転職エージェントも試してみることをおすすめします。
多くの転職エージェントでは担当者の変更が可能です。転職は重大なことだからこそ、遠慮せずに電話やメールで問い合わせて変更してもらいましょう!
ポイント②:希望に沿った求人を紹介してくれる
優秀なキャリアアドバイザーは、転職希望者の意見を正確に理解して、希望の条件に合った求人を的確に紹介してくれます。例えば、転職したい理由が残業時間の多さの場合、残業時間が少ない企業の求人を紹介してほしいですよね。
ところが、キャリアアドバイザーの中には、「この企業は残業時間は今と変わりませんが年収が高くておすすめです」といったように、ニーズに寄り添わない提案をしてくる人がいます。
「希望条件を丁寧にヒアリングしてくれているか?」、「期待はずれな転職先を紹介されていないか?」を確認してみましょう。くれぐれも担当者に流されて転職先を決めてしまうことがないように注意してくださいね。
ポイント③:業界・企業の裏事情に関する知識が豊富
自分が知らない業界・企業の裏事情を詳しく教えてくれる、知識が豊富なキャリアアドバイザーは転職の頼もしい味方です。
特に、求人情報からだけでは分からない、仕事の詳細な内容やネガティブな面も含めたリアルな評判を教えてもらうことができれば、ミスマッチが起きるリスクを減らすことができます。
紹介する転職先で働くイメージを具体的に想像させることができない、知識が乏しいキャリアアドバイザーは転職のプロとして失格です。面談の際には、担当者自身の経歴やこれまでの転職支援の実績を確認してみると良いでしょう。
知識や経験が豊富な担当者であれば、各企業の面接で見られるポイントも熟知しているので、内定を取りやすくもなりますよ!
ポイント④:求人紹介だけではなくキャリアに関するアドバイスをしてくれる
良いキャリアアドバイザーは求人紹介だけでなくキャリアについて適切な助言を行います。
例えば、「IT系の職種を目指すのであれば、現職の分野の知識を持っていることが強みになるから、もう少し今の会社で業界知識を学んだ方が良い。」といったように、現在の自分にとって適切なキャリアプランを提示してくれるでしょう。
条件に合う求人をリストから抽出するだけなら、システムを使えば誰でもできます。求人紹介しかしてくれない転職エージェントに価値はないので、運悪くそんな担当者が割り当たってしまったらすぐに見切りをつけて、別の担当者か別の転職エージェントに切り替えることをおすすめします。
ブラック企業からの転職で転職エージェントを使うべき理由
①転職活動を楽に進めることができる
転職活動には以下のように多くのステップがあり、転職エージェントを使わずに転職をする場合、すべて自分一人でやらなければいけません。
多くの手間と時間がかかるため、働きながらの転職活動は想像以上に大変です。ブラック企業勤めで疲れ切った状態では余計にしんどいと思います。
求人選定、履歴書作成、応募、面接、内定、退職交渉など
転職エージェントを使えば、最初にキャリアアドバイザーと面談をする手間はかかりますが、自分に合った求人探しや履歴書の作成支援、応募や面接日程調整といった企業とのやりとりの代行など、転職活動のありとあらゆることをサポートしてくれます。
転職活動にかかる手間と時間を大幅に減らすことができるため、絶対に使わない手はありません!
②自分の市場価値が分かる
自分の市場価値は他の人と比べなければ絶対に分かりません。特に低賃金のブラック企業に勤める人は、「賃金が低いのは自分の能力が低いからに違いない」と思い込んでしまいがちです。
転職エージェントを利用すると、専任のキャリアアドバイザーがあなたの担当者としてサポートしてくれます。これまでに多くの転職者を見てきたキャリアアドバイザーだからこそ、あなたの市場価値を客観的に評価することができます。
あなたならではの魅力や強みも教えてくれるので、そこをうまくアピールすれば自分の市場価値より高いレベルの求人でも内定を掴みやすくなるでしょう。
もちろん厳しい評価をされる可能性もありますが、客観的な自分の市場価値を知れば、現実的な求人を選ぶことができるので、堅実に転職活動を進めることできますよ!
③退社に関するサポートをしてもらえる
意外と知られていませんが、転職エージェントでは退社に関するサポートもしてもらえます。
転職のプロが「退職手続きの注意点」や「スムーズに退職を進めるためのコツ」をアドバイスしてくれるので、退社時のトラブルを極力減らすことができます。
ブラック企業は、あの手この手を使って引き止めようとしてくるため退職時にトラブルに発展するケースも少なくありません。そんな時にいつでも相談できる担当者がいるのは心強いはず。
退職トラブルに巻き込まれやすいブラック企業勤めの人こそ転職エージェントを活用すべきと言えるでしょう。
転職エージェント利用時の注意点
①同時に3社以上の転職エージェントを利用しない
それぞれの転職エージェントによって保有している求人が異なるので、選択肢を広げるためにも、複数の転職エージェントに登録することは良いです。
しかし、複数の転職エージェントを“同時に”利用することはおすすめしません。なぜなら各社の担当者とのやり取りに追われ、落ち着いて転職活動に取り組むことが難しくなるからです。
また、複数の転職エージェントを同時に利用すると、どうしても担当者へのレスポンスが遅くなってしまうという別の問題も生じます。
転職エージェントから最大限のサポートを受けるためには、「転職意欲が高いこと」を担当者に感じてもらうことが重要です。
同時に利用する転職エージェントは1〜2つ、多くても3つまでに留め、担当者からの連絡にはなるべく早くレスポンスを返すようにしましょう。
担当者によって連絡がくる頻度は違いますが、優秀だと感じた担当者の時はだいたい3~4日に一度連絡が来る感じ。この頻度でも連絡不精の私には2つで限界でした。
②高望みしすぎない
転職活動がうまくいかない人の特徴の1つとして、「高望みしすぎている」ことが挙げられます。
高年収・高待遇をめざすのは良いことですが、自身のスキルやこれまでのキャリアなどを踏まえて、身の丈に合った転職先を選ぶことが大切です。
自分の市場価値を過大評価してしまうと、どれだけエントリーしても内定はもらえません。
キャリアアドバイザーはあなたの市場価値を客観的に判断し、助言してくれますので、素直に耳を傾けて今の自分に合った転職先を選ぶように心掛けましょう。
③選り好みしすぎない
世の中には膨大な数の求人があるので、「もっと良い求人があるのではないか?」と考えてしまいがち。しかし、求人を選り好みしすぎる人は、いつまでたっても転職が決まらない傾向にあります。
たしかに、もっと探せばより自分の希望条件にマッチした求人が見つかる可能性はあります。ですが、反対に今見ている求人は無くなることだって当然あります。
良い求人ほどすぐに無くなりますので、良さそうだと感じた求人があれば、すぐにエントリーしてみることが大切です。
エントリーしたからと言って、転職先が確定してしまうわけではありません。やっぱり違うなと感じたら辞退することもできるので、気になる求人にはどんどんエントリーしてみましょう!
④スキルや経歴に嘘をつかない
転職エージェントの利用時に限った話ではありませんが、スキルや経歴の詐称は絶対にやめましょう。
嘘が発覚すると、転職活動やその後の社会人生活にとても悪い影響を与えます。具体的には、転職エージェントの利用停止や、内定の取消しなど。また、入社後に発覚した場合でも、経歴詐称は解雇の事由になります。
仮に嘘がバレなかったとしても、身の丈に合わない職務に就くことになるため、十分な成果を出すことは難しいでしょう。成果を出せなければ当然評価は悪くなるため、結果的に入社時よりも待遇が悪くなってしまうことも考えられます。
経歴詐称はマイナスにしかなりません。場合によっては懲戒解雇だけでなく訴訟問題にまで発展することもあるので、絶対に経歴詐称は行わないようにしましょうね。
⑤担当者の意見に流されて転職先を決めない
キャリアアドバイザーに言われるがまま流されるように転職先を決めてしまうことはやめましょう。
キャリアアドバイザーはあなたの意見を聞いて、できる限りあなたの要望に沿った求人を提案してくれますが、伝えきれていない細かな要望まではもちろん汲み取ることができません。
求人の調査や会社との面接日時の調整などの単なる作業はキャリアアドバイザーに任せて問題ありませんが、エントリーする企業の決定などの“決断”は、必ずあなたの意志で行う意識を持ちましょう。
あなたの人生に責任を持てるのはあなたしかいません。あなたが納得のいく転職先を自分自身の意志で選ぶことが大切です。
転職エージェントを賢く活用するコツ
①キャリアアドバイザーとの面談までに経歴・希望条件を整理しておく
転職エージェントに登録すると、はじめにキャリアアドバイザーとの面談を行うことになります。そこで伝える経歴や希望条件に応じて、キャリアアドバイザーは求職者1人1人に合った求人を探します。
あなたに合った求人にスムーズにたどり着くためにも、経歴・希望条件は事前に整理しておきましょう。具体的には次の内容を整理しておくと良いでしょう。
- 現在までの職歴
- 持っている資格・スキル
- 希望する年収、業界・職種、勤務時間・残業時間、勤務地など
- 転職したい理由
②担当者が合わない場合は遠慮なく変更してもらう
転職エージェントを使う上では、良い担当者がつくかどうかが最も重要です。
イマイチな担当者がついてしまうと、希望条件とずれた求人を紹介されたり、ピンとこない助言をされたりと、スムーズに転職を進めることができなくなります。
そのため、少しでも担当者のことを「なんかイマイチだな…」と感じたら、すぐに担当者の変更を申し出てみましょう。ほとんどの転職エージェントでは担当者の変更を受け付けてくれますので、遠慮する必要は全くありません。
担当者によってサポートの質は大きく変わるので、人生の中でも特に重要な転職を成功させるためにも、担当者選びから妥協せずに行う意識が大切です。
③転職意欲が高いことをアピールする
担当者とのやりとりでは、常に転職意欲が高いことをアピールする意識を持つと良いです。
担当者によっては1人で100人以上の求職者を担当していることもあるため、転職意欲が低いと判断されてしまうと、サポートの優先順位が低くなることがあります。
具体的には次のようなことで転職意欲の高さをアピールすると良いでしょう。
- 担当者からのメール・電話にはなるべくすぐに返信する
- 履歴書や職務経歴書の添削などのサポートを依頼する
- 早めに転職を決めたい旨を伝える
本当はすぐに転職するつもりがなかったとしても、「すぐに転職するつもりはない」と言うのは控えましょう!
④複数の転職エージェントを試してみる
転職エージェントによって保有してる求人は異なるため、より多くの選択肢の中から自分に最適の転職先を探したい人は、複数の転職エージェントを試してみると良いでしょう。
特に転職エージェントが持つ好条件の非公開求人には、実際に転職エージェントに登録することでしか出会うことができません。
また、転職エージェントで最も重要な“担当者の質”を比較できることからも、複数の転職エージェントを試してみることを強く推奨します。
ただし、同時にいくつもの転職エージェントに登録すると、間違いなく”連絡疲れ”を起こすので、同時に利用する転職エージェントは多くても3つまでにしておきましょう。
⑤転職サイトなどを活用して自分でも求人情報を調べてみる
転職エージェントはキャリアアドバイザーから求人の紹介を受けられるサービスであり、基本的に「自分で求人を調べる」ことはできません。
一方、転職サイトは膨大な求人の中から自分で好きな求人を探すことができるサービスです。
時間に多少の余裕がある方は、転職エージェントと転職サイトを併用することを推奨します。
おすすめの使い方としては、転職サイトで希望する条件に近い求人を探し、その条件に似たより良い求人がないか転職エージェントで探してもらうと良いでしょう。
こうすることで、転職エージェントの大きなメリットである”非公開求人”の中から、自分の希望に近いものを見つけてもらえる可能性が高くなります。
転職エージェントも転職サイトもどちらも無料で使えるため、気軽に活用してみましょう。
dodaは転職エージェントと転職サイトの機能が一体化したサービスなので使いやすいですよ。
転職エージェント利用の流れ
転職エージェントに登録してから、転職先の企業に入社するまでの流れは次の通りです。転職活動を開始してから内定を獲得するまでにおよそ3か月程かかることが一般的です。
転職エージェントの公式サイトから会員登録します。登録はフォームに沿って必要な項目を入力するだけなので、数分あれば簡単にできます。転職エージェントは登録やサービスの利用で費用が発生することは一切ありません。
転職エージェントへの登録が完了後、まずはキャリアアドバイザーとの面談を行います。所要時間は30分~1時間ほどかかります。面談は対面・電話・オンラインのいずれかの方法で行われます。面談では経歴や希望条件などが聞かれますので、事前に整理して面談に臨むと良いでしょう。
面談の内容をもとに、希望する条件に合った複数の求人をキャリアアドバイザーが探して紹介してもらえます。紹介してもらった求人に対して、意見や質問、考慮してほしい追加条件などがあれば返事と合わせてキャリアアドバイザーに伝えましょう。転職先を決める大事なステップなので、遠慮せずに思ったことを率直に伝えてください。
応募したい求人が決まったら、キャリアアドバイザーに応募したい旨を伝えましょう。その後、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成し転職エージェントに送ります。応募書類の添削や転職先への応募手続き代行といったサポートも受けられるため、応募に向けた段取りや不明点についてキャリアアドバイザーに確認・相談しましょう。
応募書類を提出した後は、いよいよ選考が始まります。選考は、書類選考→面接の流れで進むことが一般的です。面接日程の調整や面接対策のサポートもしてもらえるため積極的に活用しましょう。無事に選考を突破できれば、転職エージェントを介して内定の連絡が届きます。
無事に内定をもらい入社が決まったら、現職の退職手続きを進めます。仕事の引継ぎや引き止められた時の対応方法など、円満退職のコツもキャリアアドバイザーから教えてもらえます。次の会社への入社日や雇用条件の調整などと合わせて最後まで転職エージェントをフルに活用しましょう。
転職エージェントに関するよくある質問
- 転職エージェントはホントに無料?なぜ無料で使えるの?
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ホントです。転職エージェントはすべて無料で使うことができます。登録料等も一切かかりません。
なぜ無料で使えるのかというと、転職エージェントは、求職者の紹介料として求人を出す企業から報酬を得ているからです。
エージェントを介して転職が決まると、転職者の年収の約3割程が成果報酬として転職エージェントに支払われると言われています。
- 転職エージェントを利用するデメリットは?
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転職エージェントは転職活動のあらゆる負担を軽減してくれるサービスであり、しかもすべて無料で利用できるため、特にデメリットはありません。
強いて言えば、エージェントとの連絡の手間が増えることがデメリットですが、自分1人で転職活動を進める場合と比べて、転職活動全体を通じての総合的な手間は圧倒的に減るため、使わない方がデメリットが大きいと言えます。
- 複数の転職エージェントに登録するデメリットは?
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転職エージェントでは担当者とのやり取りをする必要があるため、いくつもの転職エージェントに登録すると”連絡疲れ”を起こす可能性があります。
そのため同時に登録する転職エージェントは多くても3つまでに留めましょう。
転職エージェントごとに保有している求人は異なるため、選択肢を増やすためにも2~3つの転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
- 転職エージェントは簡単に退会できる?
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転職エージェントは、退会フォームもしくは電話・メールで連絡を行うことにより、簡単に退会することができます。
退会にあたって違約金・キャンセル料等の費用が発生することはありません。
- 転職エージェントとの連絡はLINEでできる?
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LINEでの連絡が可能かどうかは転職エージェントにより異なりますが、最近はLINEでやりとりができる転職エージェントが増えています。
大手の転職エージェントで言うと、dodaやマイナビエージェントはLINEでの連絡に対応しているので、メールや電話での連絡が苦手という方はどちらかを登録する良いでしょう。
- 転職エージェントとの面談・相談はオンラインでできる?
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ほとんどの転職エージェントはオンラインでの面談・相談に対応しています。
- 転職エージェントは土日も使える?
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土日も対応しているかどうかは転職エージェントによって異なりますが、多くの転職エージェントでは土曜日も対応しています。
リクルートエージェントは土日祝も対応しているため、忙しくてあまり時間が取れない方におすすめです。
- すぐに転職したいわけではないけど、転職エージェントに登録しても大丈夫?
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全く問題ありません。
最近では自分の市場価値を客観的に確かめるために、転職エージェントに登録するという人も多くいます。
- 担当者によってサービスの質が異なるってホント?
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本当です。
一口にキャリアアドバイザーと言っても、新人からベテランまで様々ですし、それぞれ得意な業界や職種も異なります。また、性格的な要因でサービスの品質に差があるように感じることもあるでしょう。
- 担当者がイマイチなときは変更してもらえる?
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ほとんどの転職エージェントでは担当者の変更を受け付けています。問い合わせフォームから気軽に依頼しましょう。
担当者の質は転職エージェントを活用する上で最も重要なので、少しでもイマイチだと感じたら遠慮なく変更を申し出ることをおすすめします。
- 担当者からの連絡頻度はどのくらい?
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担当者によって違います。週に1回くらいの人もいれば、毎日何回も求人を送ってくる人もいます。
あまりにも多すぎたり少なすぎたりする場合は、希望の連絡頻度を直接伝えるようにしましょう。
転職エージェントを活用して少しでも楽に転職しよう!
転職エージェントは、転職活動の様々な負担を大幅に軽減してくれる便利なサービスです。こんなサービスがすべて無料で使えるのですから使わない手はありません!
転職することで人生は大きく変わります。そんな大事なイベントだからこそ、少しでも余計な負担を軽減して、最も重要な「転職先選び」にできる限り多くの時間をかけてほしいと思います。
ぜひ転職エージェントを活用して効率的に転職を成功させ、充実した人生を手に入れましょう!